Flaming Youth #3 (品詞)
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KISS で英語のお勉強です。
なかなか歌詞の中身に進みませんが、まだ進みません。 その前に、品詞というものをまとめておきます。
I am crazy. (アイ ェアム クれイズィ.) 私は気が狂っています。
…という文を前回取り上げましたが、この文には 3 つの単語あります。
I と am と crazy と ですね。
この 3 つそれぞれ役割が違うのですが、品詞も違います。
- I → 代名詞
- am → 動詞
- crazy → 形容詞
です。
品詞がわかっていれば、「この単語が文の中のこんな場所に来るはずがない」ということがはっきりするので、トンチンカンな英作文をしなくなりますよ。
それから、英語がある程度できる人でも、試験でよくある「次の単語を並べ替えて文を完成せよ」みたいな問題が苦手な場合が少なくないのですが、それも、一つ一つの単語の品詞までわかっていれば何とかなることが多いです。
単語を覚えるときには、品詞まで確認して覚えましょう。
- スペル (アルファベット)
- 読み方
- 訳語 (日本語での意味)
- 品詞
をセットで覚えないと意味がありません。
- crazy
- [krèɪzi]
- 気が狂った、狂気の、…
- 形容詞
たいていの人は、3 (訳語) → 2 (読み方・カタカタ) → 1 (スペル) → 4 (品詞) の順番でテキトー・あやふやになっていくと思われますが、どうでしょう？
3 (訳語) → 1 (スペル) → 2 (読み方・カタカタ) → 4 (品詞) の人も多いかもしれません。 単語の小テストとかスペリングコンテストとかで、アルファベットで書けなければ、学校英語の成績は良くしてもらえませんからね。 読み方は知らない単語でも、スペルは嫌嫌でも書けるようにしてるかな。
どっちにしても、英語が苦手と言っている人は、品詞まで意識して覚えていないですよね。
品詞をしっかりと把握すれば、ただやらされている英語の先を行くことができます。 それぞれの単語を覚えるたびに、品詞までしっかり意識しましょう。 ちゃんとした辞書 (英和辞典) なら品詞まで書いてありますよ。
ズバリ、品詞には次のような種類があります。
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こんなにあるの！？
まぁ、いっぺんに覚えようと思うから嫌になるのであって、とりあえず「 10 種類あるんだ」ってことを覚えておきましょう。 (助動詞と冠詞を抜いて、8 種類という人もいます。)
それぞれの品詞の意味や使い方は歌詞を追いながら、出てきたところで必要に応じて説明していきます。 一気に言われてもムリ…だと思うので。
ちなみに、少し知っている人は「疑問詞」、「関係詞」、「不定詞」、「動名詞」、「分詞」など「詞」がつくものが他にもあるはずじゃん！ …と思うかもしれませんが、それらは品詞として分類されるものではありませんので混乱しないように！ (めんどくさいね。)
あと、もうちょっと勉強したいと思っている人向けに、日本語の品詞をまとめておきました。 英語とはちょっと違います。 これは中学校の国語の授業で習うことですよ。
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日本語の品詞に詳しい人ってあまりいないですよね？
こんなことも知らないで日本語を話したり書いたりしている自分たちって逆にスゴくない！？
ということは、文法なんて知らなくても言葉は使えるようになるんじゃないか！ 英語の文法なんて勉強しなくていいいんだ！
…じゃなくて、前にも似たようなことを書いた記憶がありますが、日本人は日本語にどっぷり漬かっているから、日本語の文法体系をわざわざまとめ直さなくてもいいほどに、知識の中に文法、つまり日本語の言葉の決まりが染み渡っている。 だから、英語で言えば、英語ペラペラな人には文法としてまとめ直さなくてもいいほどの、英語の規則が詰め込まれているってことです。
しかし、勉強しなきゃ英語ができない程度の人では、そうはいかないのです。 日本に住んで日本語で生活している人にとっては、英語の勉強に使う時間なんてわずかです。 そのわずかな時間で、文法を無視して効率的な学びができるわけがないのです。
だから、母国語以外の言語を修得するためには、文法を利用して効率的に学んでいきましょうね！ってことです。
まぁ、物事を正しく伝えるためには正しい言葉を使わないといけないですから、日本人としては英語だけでなくて日本語の文法もちゃんと勉強したほうがいいと思います。
『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』という本で新井紀子さんが、「子どもたちの読解力がなくて、普通の文章の意味を読み取ることができていない」というようなことを言ってますよ。 日本人も日本語の文法をしっかり勉強しましょう！
さて、品詞の話に戻りますが、日本語の品詞と英語の品詞の主な対応についてまとめてみました。 テキトーなので間違っている部分があるかもしれませんが…。
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とりあえず、英語と日本語のお互いの訳語といっても、それぞれの品詞が同じになるとは限らないってことを、よくわかっておいてください。
I am crazy. (アイ ェアム クれイズィ.) 私は気が狂っています。
…の品詞をまとめておきましょう。
I (代名詞) am (動詞) crazy (形容詞) .
私 (名詞) は (助詞) 気 (名詞) が (助詞) 狂っ (動詞) て (助詞) い (助動詞) ます (助動詞) 。
日本語って、英語にはない助詞がたくさん使われてますね。 (これを知っておくことは英語を勉強する上でも大事なことです。)
さて、今回も歌詞の中身に進んでいくことができませんでしたが、次回も…かな？
次回は、単語の種類ではなく文の中での単語の役割について説明しておきたいと思っています。 文の構成 (組み立て) における、主語、述語、目的語、補語、その他のおまけ部分…です。 これを知らないと英語の勉強は始まらないのです。
To Be Continued. (つづく)
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