探検
このページのカテゴリー : ケロケロ日記
日テレ系の『ズームイン!! SUPER』に、鶴を 25 秒で折るための型紙のようなものを発明したおばちゃんが出ていました。 その型紙に折り紙をはさむと、一気に折り目が付くので、あとはサササっと完成してしまうということで実演していました。 普通に折ると 2 分かかるということです (娘と一緒に折ったときには 1 羽で 5 分くらいかかった……)。 単純計算すると千羽鶴だと 2 × 1000 ÷ 60 ＝ のべ 33 時間 20 分。 娘は、そんなに手間がかかるものを何束も頂いています。 みなさんがたくさんの時間を割いてくれたことを、改めて感謝しています。
水曜日なので体育館で稲城ジュニアの練習をしましたが終了時に大雨。 みんな濡れずに帰れたかな。気温も下がっているのでカゼを引きませんように。 花園はサンダルを履いていたのでクツ下がビショビショになったりしましたが、濡れたまま病院へ直行。 病院に入ると、中は暖房が効いているのでホッと一息です。 なんたって、患者さんがパジャマ姿でいられるほどなので。
頭痛は続いていると言っていますが、前日に比べるとすこぶる元気なケロケロ娘。 やはり 4 人部屋で元気な子たちと一緒にいることで良い影響を受けているのだと思います。 この日はリハビリもすべてやったそうです。 ちなみに専門用語では、国語と算数は「言語療法」、図工は「作業療法」、体育は「理学療法」というそうですね (メモしてきました)。 ほかにも「〜療法」と呼ばれる分類がたくさんあって、それぞれに対応してリハビリ室もたくさんあります。 その中に、フィットネスクラブのように多くのマシンが取りそろえられている場所があるので、 今度待っているときに使わせてもらいたなぁと思ってます。 だって、誰かが使っているところを見たことがないので、もったいないです。 が、そんなこと許されるわけがありませんね。
この日も自称イケメンの主治医の先生に「もう退院してもいいよ」と言われていました。 それも良いほうに影響しているのかどうかわかりませんが、 ちょっと髪が伸びてきたマルコメ頭を自分でナデナデしながら「気持ちいい〜ん」なんて陽気におどけています。 カレンダーを見ては日付の感覚も戻ってきつつあり、部屋の子たちが携帯ゲームに熱中している間には読書をしたりして、 脳みそも日々進化しているようです。 「私もゲーム機ほしい…」なんて小さい声で言っていますが、父は拒否。 母は娘のことより自分が能力開発ゲームをやりたいので「買ってあげようか」と……。
看護士さんに許可をいただいて、ケロケロ娘は初めて院内の売店まで行ってみました。 フロアが続いているので屋外に出なくても行けますが、売店は別の棟の地下 1 階にあります。 大きい病院なので、ちょっとしたお散歩になります。 小児科病棟の 3 階からエレベータで 1 階に降りて、院内薬局の広い待合場所の横を通り、 それから枝葉のように別れている各種外来の診療科を横目に見ながら長い廊下を歩いて行きます。 救急車で運ばれたときに最初に入った ER が見えてきたところで向きを変え、 階段を下ってすぐに食堂と売店があります。 たまにすれ違う人の視線はみなマルコメ頭に止まっていました。 夜ですから、ほとんどの人はお見舞いや付き添いです。 おっ、坊主頭の男の子が歩いていると近づいてきて、 すれ違いざまに手術のキズに気が付くと一瞬驚きのような複雑な表情を見せていました。 これが世間の目ってヤツですね。 もっとも、娘本人はちっともそんなことには気が付きませんが。
ER というのは Emergency Room の略で「救急処置室」という意味ですが、 こうやって英語の略語で呼ばれると日本語で言うよりも最先端でスゴイ治療をしてくれそうな印象がありますね。 この部屋は夜中でもたくさんの患者さんが詰めかけています。 まさに大病院 24 時のドラマが日々繰り広げられている現場です。 ER のさらに先に救命救急センターがあります。 娘が最初に入っていた病室です。 最新医療機器が装備されていて、機械のピコピコいう音が鳴り続く緊張する部屋です。 手術室の中にいるような感じです。
姉妹仲良く久しぶりのお散歩。夜なので、この先の外来待合い場所は電灯が消えています。闇に吸い込まれていきそう……
同室のやんちゃな 1 年生に、ぬいぐるみのケロケロ姉妹の 1 人を破壊されたようです。 一番のお気に入りを。 あまりにも気持ちいい手触りなので大人気でしたが、振り回されて縫い目がほつれてしまったとか。 まぁ、そういうこともあるという社会勉強です。 延び延びになっていた卒業試験の「ちのー検査」は翌日 11/16(木) に実施されることになりました。 その結果で退院して自宅療養するか地元稲城に転院するかが決まります。 いずれにしても週明けには今の病院から退院できそうかな？
投稿: 2006/11/16 (木) 花園智弘
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