それぞれの立場
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こんなページを深夜や朝の 3 時頃に見てくれている人たちもいるのですね…
ありがとうございます。
ところで、定規、持ってますか？
その定規を見て 1 ミリってどのくらい？
たぶん、たいていの定規なら一番細かい目盛りが 1 ミリですよね。
それを 1 万分の 1 に分けてみてください。
…って、できるわけないよね。
でもね。それが今地球をひっくり返そうとしているコロナウイルスの大きさなんだそうです。
こんなちっぽけな存在にも命を脅かされる人間って、どんだけ無力なんでしょう。
そんな事実をしっかりと把握して、自分なんて大したことないけど、この偉大なる地球の中で精一杯生きているんだってことを自覚してほしいです。
今回のコロナ騒動で感じることは、人って結局はそれぞれの立場でしか物事を主張しないんだな…ってことです。
政治家は「世の中をよくするんだ！」って政治家なりの立場でしか主張しないし、それぞれの仕事をしている人だって自分の仕事に基づいた主張しかしないし、保育園に関する諸々の問題にしたってそれに関わる自分の主張しかしないし、世の中のために身を粉にして貢献してくれている医療関係者にしたってその立場でしか主張しないし…
どの主張ももっともだし、どれも何とかしなきゃいけないことだけど、そのどれをも同時に成り立たせることはできないような気がします。 みんなの思いをいっぺんに実現する答えなど見つからないでしょう。
例えば、小池百合子さんは東京のコロナ感染を何とか封じ込めなきゃいけないという立場でいろいろな制限を設けたいのだけど、それによって生計を立てられなくなる人達は保証を何とかしろと自分の立場で主張し、しかし百合子さんは都にはそんな財政はないから日本という国が何とかしてくれと国に振ると、国は国で、つまり安倍晋三さんたちは「そこまで制限しなくても…」と言いながら、限りある国家予算のことを心配して出し惜しみしたり、でも足りないお金はどうにもならないんだし、国や都道府県や区市町村の収入源である税金はそもそもみんなが出し合ったお金だから…。
これは我々ソフトテニスに日々関わってる (いや、今や「関わってきた」という過去形？) 者たちにとっても、単純に考えてみても当てはまることで、「相手も勝ちたいと思っているけど、自分たちもその相手に勝ちたいと思っている」…という立場の違いによって主張が異なるという、人類の永遠の命題のようなことを感じてしまうわけです。
ちょっと話のツメが甘いかな。 でも、皆さんがいろいろなことを考えるキッカケになってくれれば…と思います。
投稿: 2020/04/10 (金) 04:42 花園智弘
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