ケロケロ日記 2006 / 11 < 前回  |  次回 >

「便りがないのは良い便り」と受け止めていただければ…… と甘い考えを持ちつつケロケロ日記の更新よりも他のことを優先させていましたが、 退院後の状態は良くなっているわけでもなく、悪くなっているわけでもなく、 取り立ててご報告することもなかったりする毎日が続いているのも事実です。

ケロケロ娘が倒れてから早くも 1 か月が経ちました。 目と口が半開きの昏睡状態でストレッチャーに横たわっていた娘の姿は、今でも生々しく父の脳裏に焼き付いています。 あれから短期間で奇跡のような回復を遂げることができたのは、 多くのみなさんから励ましをいただいからに他ならないと、家族は信じて疑いません。 本当にありがとうございます。 次は世の中の役に立つ番だと、親子ともども肝に銘じております。

退院してから 2 週間目ですが、勉強に取りかかっても、手紙を書き始めても、何をしても 5 分程度しか続けられません。 記憶力も相変わらずですし、話をしていてもいろいろな単語がスムーズに出てきません。 これでは、まだまだ学校の授業にはついていけないでしょう。 頭痛も続いています。 といっても、明日は退院後初めて学校に 2 時間だけ行ってみようと言っています。 1 か月ぶりの教室は緊張するだろうなぁ……。 担任の先生も本当に親身になって相談に乗ってくださったり、クラスのみんなに説明してくださったり、 たった 1 人の生徒のためにいろいろと面倒なことをやっていただいています。 良い先生に巡り会えてラッキーな娘です。

学校に先立ち今日は稲城ジュニアの練習に顔を出しました。 福島でがんばったナミも足を痛めていたので 2 人仲良く見学。 久しぶりにたくさん話ができたようです。 練習を見て「1 か月見ない間にみんな上手になっている」と自分のことのように喜んでいました。 少しだけラケットを持ってみたけど、練習に復帰するのはもうちょっと先になりそうです。

早くみんなに返事を書きたいのだけど、なかなか筆が進みません。