ケロケロ日記 2008 / 12 < 前回  |  次回 >

時間の使い方が下手な父は、大晦日の今日まで仕事をしていたのですが、 ケロケロ娘はその隣で昨日から 2 日間、毛筆と格闘していました。

元旦から毎日予定がビッシリ入っているので、 冬休みの宿題の書き初めを年が明けてからのんびりやっているヒマはなく、 こうして年末に書き「納め」と相成りました。

姉妹で食卓のテーブルを占領して…

こう見えても●段の腕前を持つ父としては、 娘達が書き初めの宿題をテキトーに済ませるようなことは許さず、 毎年目の届く範囲で徹底的にやらせているのです。

書道はイイですよ。 書いた字に自分の気持ちがすべて表れます。 急いで終わらせようとしているとか、上手くできないんじゃないかと弱気になっているとか…… テニスでも打ったボールに気持ちが顕著に表れますよね。 とても良く似ています。 精神修行にはもってこいです。

それから、字をかっこよく書くためには図形的なバランス感覚も必要とされますが、 図形的センスはテニスでもコートを上から見たときの立ち位置や配球を考えるのに不可欠ですね。

チューチュー妹は、持ち前の器用さと度胸の良さで「新春の光」という作品をサッサと終わらせてしまいましたが、 ケロケロ娘は 2 日間もかけて「日進月歩」をいつまでも……

日進月歩という言葉とは裏腹に、なかなか進歩せず、 集中力なくしょっちゅう休憩しているのですが、 面白いことに、1 つの字を書いている途中でも休んでいたりします。 たとえば、「歩」という字なら、上の 3 画まで書いたところで…… (「止」じゃなくて 3 画だけ)。

こんな調子で良いものができるわけもありませんが、本人なりに努力しているようなので、良しとしましょう。 来年は進歩してちょうだい。

鬼ではありません。牛の角です。

今年もたくさんの方々にお世話になりました。 みなさん、ありがとうございました。 どうぞ良いお年をお迎えください！